お口と姿勢の専門家、まい先生が、自身のYouTubeチャンネル「まい先生の天才保育チャンネル」で「卒乳できないのは間違い?お口の発達から考える正しい方法」と題した動画を公開した。多くの保護者が悩む卒乳のタイミングについて、まい先生は「いつ始めるかより、授乳時の吸わせ方が子どもの成長に大きく影響する」という新たな視点を提示した。
動画の中でまい先生は、卒乳のベストなタイミングについて「赤ちゃんが嫌がったら無理にやめる必要はない」とシンプルに回答。しかし、離乳食が進んでいるのに「夜寝るときだけおっぱいがないと寝ない」と悩む母親が多いことを指摘した。
まい先生によると、この悩みの本質は授乳の目的が変化することにある。授乳はもともと、栄養摂取と安心感の2つの役割を持つ。離乳食が完了すれば、授乳は栄養補給の手段ではなく、「甘えたい」「安心したい」という心理的な欲求を満たす行為へと変わっていくという。
ここで重要なのが「吸わせ方」だ。乳首の先だけを浅く吸う状態が続くと、歯並びや口の発達に影響を与える可能性があるとまい先生は警鐘を鳴らす。また、授乳を無理にやめさせると、子どもは指しゃぶりなど別の方法で安心感を求める可能性が高くなるという。
では、どうすれば良いのか。まい先生は、授乳を続ける場合は「乳輪までしっかり口を開けて吸わせるイメージ」で行うことを推奨する。こうすることで、鼻呼吸を自然に促し、苦しさから子ども自身が「もういい」と卒乳のきっかけをつかむことができるという。
卒乳に「正しい時期」はなく、子どもの気持ちに寄り添うことが最も大切だ。しかし、健やかな成長のためには、授乳時の「吸わせ方」を見直すことが重要である。卒乳に悩む保護者は、この視点で日々の授乳を振り返ってみるとよいだろう。
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